ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが26日、日本テレビ系大型特番『24時間テレビ41 人生を変えてくれた人』(25日18:30〜26日20:54)で、「YOSHIKIと盲目の天才ドラム少年 武道館で夢をかなえる生セッション」に出演し、本番後に取材に応じた。

  • 左から酒井響希くん、YOSHIKI

    左から酒井響希くん、YOSHIKI

YOSHIKIは、ドラマーになりたいという11歳の盲目の少年・酒井響希くんの夢をかなえるために、思い入れのある日本武道館で、2人でX JAPANの名曲「紅」「ENDLESS RAIN」などのスペシャルパフォーマンスを披露。本番を終え、「ロスから戻ってきました。僕の存在によって少しでも夢や勇気を与えられたらと思ってセッションさせていただいたんですけど、気づいてみると、僕の方が希望や勇気を与えてもらいました」とステージを振り返った。

響希くんは「いつも1人でしかドラムを叩かないので、2人でやると、こんなに音楽の力が出るんだなと思いました」としみじみ。YOSHIKIについて、「ドラムの師匠。夢を叶えてくれた恩人の人」と表現する。それを受けたYOSHIKIは「師弟です(笑)」と2人の関係を表し、弟子となった響希くんについて「本当にすごく感覚が研ぎ澄まされている。初めて触った僕のドラムを急に叩き始めるのは、目が見えてても結構大変なことなのに、ミュージシャンとしても楽しみだな。僕を抜いて欲しいです」と称賛した。

響希くんが、「ドラムやピアノ、どんな楽器も上手に弾きこなしているところや、どんな人にも同じように接しているところ」とYOSHIKIの尊敬するところを明かすと、YOSHIKIは「照れるなあ」とはにかむ。「僕自身の作品は世界という壁に向かって、時には暗闇の中を突っ走っているので、逆に光をもらった気がします。響希くんと一緒に頑張ろうと思います」と笑顔を見せた。

さらに「僕、首が悪いので、倒れた時に心強いですね。これで安心して倒れられます」と響希くんのX JAPAN入りも示唆。弟子をとるのは「初めてです。僕自身があんまりお手本になれるようなミュージシャンではないと思っていますので」と、貴重な様子。音楽について「自分にとっては命の恩人だった。音楽と一緒に、音楽自体が友達みたい」と表し、「いろんな壁にぶつかると思いますけど、向き合ってやっていっていただければいいなと思います。いろんな意味で音楽は響希くんにとって力となると思います」と熱く語った。

また今回番組に300万円の寄付をしたことも話題となっているが、「自分の存在意義がわからなくなる時があるんですけど、『これからも頑張ります』と言ってくれることで逆に勇気をもらうので。少しわがままな理由ですけど、チャリティーをするたびに自分も救われるという気持ちです。今後も、自分が生きている限り、ずっと続けていきたいと思います」と決意を見せた。

「子供の時24時間テレビ見たことはあるんですけど、まさか出ることになるとは夢にも思わななかった」というYOSHIKI。「一言だけいいですか?」と自らことわり、「間に合ってよかった!」とホッとした一言を漏らすと、記者からも笑いと拍手が起こっていた。