26日放送の教養番組『日曜美術館』(NHK Eテレ・毎週日曜9:00~)では、戦没画学生・久保克彦さんにスポットを当てる。

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    「正午あるいは真夏」(卒業制作「図案対象」5点中の中央画面) =NHK提供

「遺(のこ)された青春の大作~戦没画学生・久保克彦の挑戦」と題した26日放送回。東京美術学校図案科の久保克彦さんは昭和17年、23歳で大作を描くが、2年後に中国大陸で戦死してしまう。彼が遺した7メートル超の大作「図案対象」は何を語りかけるのか。

同作は、現代絵画を先取りした前衛芸術的な表現に満ち、久保さんは戦死する命運を担いながら美の探求の総括として描いたという。番組では、戦争を実感できない若い世代も参加し、久保さんのメッセージを読み取っていく。

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