"おやっさん"枠に生瀬勝久
さらに主人公たちをサポートする、いわゆる"おやっさん"枠である常盤順一郎役には、実力派俳優として数々のドラマに出演する俳優の生瀬勝久。順一郎はソウゴの大叔父で時計店「クジゴジ堂」の店主。時計専門のはずが、電化製品などの修理をなんでも引き受けてしまうお人よし。「王様になる」というソウゴの将来を案じてはいるものの、強制などはせずのびのびと生きるソウゴを優しく見守っている。ソウゴと二人暮らしだが、ゲイツとツクヨミに部屋を貸し、彼らの分のお弁当まで作る好人物。彼の何気ない言葉がアナザーライダーにまつわる事件解決のヒントになることも。
人気ドラマシリーズ『トリック』では、歴代平成ライダー俳優との共演も豊富な生瀬。この日はVTRで出演し、「小学校の時に『仮面ライダー』シリーズが始まりまして、その時はいち視聴者ですから、そこに出演するなんて、夢にも思っていませんでした。まだ探り探りなんですけれども、私は普通の人間なので、ソウゴくんを応援する形で関わっていきたいと思っております」と語った。
歴代平成ライダーが続々登場!?
VTRではさらに、現在放送中の『仮面ライダービルド』から桐生戦兎(演:犬飼貴丈)、万丈龍我(演:赤楚衛二)が、『仮面ライダーエグゼイド』から宝生永夢(演:飯島寛騎)、鏡飛彩(演:瀬戸利樹)が『ジオウ』に出演することが発表された。
先輩ライダーとの共演について奥野は、「やっぱり一年間やってきたという重みが、お芝居や変身ポーズににじみ出ている。僕らも一年間頑張ればそこにいけるのかなっていう気持ち……です。みなさんから一年間辛いと思うよ、これからしんどくなるよ、今はまだマシなだけだよ、覚悟しておいたほうがいい、ということを言われたので、気を引き締めていきたいと思っています」と語り、笑いを誘った。
大幡も「とにかくカッコよかったです。一年二年違うだけでこんなにも違うのかとすごい思って、変身ポーズを初めて見た時は、かっこよすぎて、いろんな人にずっと『カッコいい!』としつこいくらいに言っていたんですけど、そんなカッコいい先輩に一年後にはなれるように成長していきたいと思いました」と成長を誓った。
さらに渡邊は、「人間としての厚みが違うなって。一年間やってきたぞという自信からくるものだと思うんですけど、僕より全然年下の方もいるんですけど、『本当に!?』っていうくらいしっかりしている。すごい余裕をもって現場にいって、カメラがまわるとしっかりバシッて決める。そういう違いにびっくりしました。一年間やらせていただけるので、そういうところも成長していけたらなと思っています」と語った。
一話でジオウと同時変身したことに言及した押田は、「先輩方の同時変身は本物の絆でできている同時変身なんです」と、共演時に感じたという。「僕らはまだ合わせながらやっている。一年後には本当の絆でつながったライダーになりたい」と、熱い気持ちを語った。
気になるのは、今後さらに歴代仮面ライダーが登場するのかというところ。それについて奥野は、「僕らもそれをのぞんでいます。期待してください」と呼びかけていた。
『仮面ライダージオウ』は、2018年9月2日よりテレビ朝日系で放送スタート。
(C)2018 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映