――かつてのテレビ黄金期のような大掛かりな番組というのが今回の1つの売りですが、その中でも進化してる部分というか、かつての番組と今回の番組の違いはどんなところでしょうか?
でも、僕を含めて今回のメンバーは、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(日本テレビ)とか見てましたけど、あそこまで大掛かりで体を張った番組には、実は出たことないんですよ。だから、みんな久々というより初体験という感じだったから相当楽しかったし、「こんなことやっていいんですか?」って、口々に言ってましたよね。
――「これ本当に配信されるのか?」って疑ってましたよね。
そうですね(笑)。最近の地上波は、どこまでやっていいのかって勝手にブレーキ踏んだりすることがあるから、思い切って存分にやれて楽しかったと思うんですよね。昔と違うところは、技術的な部分で、ドローンの映像とか見ると「うおー!」ってビックリしますよね。でも、爆破させる特効さんは昔から変わってないから、みんな結構年取って老眼になっちゃって、ボタン押し間違えてカメラさんが爆破食らってたりして(笑)。ちょっと世代交代していかなきゃなと思いましたね(笑)
――この番組が、途切れそうな伝統の技術を受け継ぐような役割を果たせるといいですよね。でも、今回は皆さんが全裸で屋外を移動してたり、下手したら公然わいせつになるようなシーンは、昔の番組でも見たことなかったかもしれないです。
ちゃんと場所を貸し切ってやってるからできるんですよね。お金をかけると、こういうこともできるんだって笑っちゃいました(笑)
――むしろ、昔のテレビより過激になってるんじゃないですか? アンタッチャブルの山崎弘也さんをイジってましたが、あんなに「包茎」って連呼する番組なかったですよ。
たしかに(笑)
高橋真麻に“裸ですべり台”希望
――今後シリーズ化された場合、参加して体を張ってほしい人はいらっしゃいますか?
芸人さんに限らず、役者さんやミュージシャンの方たちでも、結構体張るのが好きそうな人はいっぱいいるから、職種問わずいろいろ皆さん参加していただければいいなと思いますね。
――『有吉弘行のダレトク!?』(カンテレ・フジテレビ系)で共演されてる高橋真麻さんは、有吉さんに結構体張らされてますよね。かつては、嵐の中の隅田川花火大会でずぶ濡れになったりしてましたし。
真麻ちゃんはナイスボディで有名ですから大歓迎ですね。真麻ちゃんが裸ですべり台を落ちるとこなんて撮れたら最高だろうし、それは(父親の高橋)英樹さんにもお願いしたいです。親子で『脱ぬるま湯大作戦』、ぜひお願いします。
――今回のメンバーは、有吉さんがテレビ電話でオファーしていくスタイルでしたが、そこでの「お笑いアベンジャーズを集めたい」という口説き文句は、かなり効きましたか?
効きましたね(笑)。みんな褒められることが少ないみたいで、軽くくすぐると調子に乗ってきてくれるところがバカだけど、いい奴らだなって思います。
――あらためて、今回のメンバーはいい仲間が集まったなという感じでしょうか。
いわゆる中堅どころの百戦錬磨でタフな連中ばかりですから。あいつらのおかげで結構楽しくできたんじゃないかなと思います。
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