お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信が28日、滋賀・琵琶湖で開催された人力飛行機の大会『Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2018』(読売テレビ・日本テレビ系、8月29日19:00~)にパイロットとして出場した。

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    『鳥人間コンテスト』に出場した三四郎の小宮浩信

小宮は、グライダー型の機体で風の力だけを頼りに滑空し、飛行距離を競う「滑空機部門」に出場。“ヘタレ芸人”という不名誉なイメージからの脱却を目標に掲げ、同部門で過去に優勝している強豪「チームハマハマ」の機体でフライトに臨んだ。

本番直前、意気込みを語った小宮は「やるからには600m飛んでやりますよ!」と怪気炎。同大会に2014年、15年と2年連続で出場したドランクドラゴン・鈴木拓が200mに迫る記録を出していることから、「その3倍はいきたい」と、同じヘタレイメージの先輩芸人に対抗意識を燃やしていた。

2カ月前から準備を始め、ハングライダーを使った滑空の練習など、特訓を重ねてきたという小宮。初フライトへの不安を払拭したいと鈴木にアドバイスを求めたこともあったというが、「『怖いっていいますけど、大丈夫ですよね?』と聞いたら、『あれはヤバイ。めちゃくちゃ怖いよ』って」とかえって不安を煽られたことを明かし、「聞かなきゃよかった…」と苦笑い。さらに、相方・相田周二の応援についても「ヘラヘラしながら『がんばって』と。がんばってとは全然思ってない、言霊のない言葉でした」とボヤキ全開で笑いを誘った。

機体が空へと飛び出すプラットホームは水上10mの高さ。本番の前日に会場入りしてこの足のすくむような高さに体を慣らし、「昨夜もよく寝たので体調も万全」とはいうものの、「メディカルチェックをしたら、血圧が異常に高かった。やっぱり緊張してますね」と小宮。決死のフライトを前に「正直、めちゃくちゃ怖いです!」と恐怖を露わにしていた。