ビー・エム・ダブリューがサポートするBMW Team Studieは、6月30日・7月1日に鈴鹿サーキットで開催されたBlancpain GTシリーズ・アジアRd.5&6に「BMW M4 GT4」で参戦。Rd.5では、81号車がトップでフィニッシュし、シリーズ初となる優勝を飾った。82号車も3位フィニッシュで初のダブル表彰台を獲得。

  • BMW Team Studieは81号車がトップでフィニッシュし、シリーズ初となる優勝を飾った

Rd.5決勝は、81号車がGT4クラスの2番グリッドで、82号車は最後尾8番グリッドからスタート。フロント・ロースタートの木下選手は、スタート直後の1コーナーで先頭のマシンをオーバーテイクした。さらに、クラス違いのGT3車両2台も処理し、1周目のコントロールラインをクラストップで通過。81号車はその後もポジションを維持したが、周回遅れのマシンに前を塞がれペースを落とした。結果、ライバルにオーバーテイクを許し、11周目に2番手ポジションでルーティンのピットへ向かった。

  • 82号車も3位フィニッシュで、初のダブル表彰台を獲得

一方、接触に関するペナルティで最後尾スタートとなった浦田選手は、2周目、3周目、4周目と立て続けにオーバーテイクし、5番手まで上げたポジションを維持。12周目にボックスのコールを受けると、ピットへ向かい、マックス選手にマシンを委ねた。

  • 快調なペースをキープし、ライバルを寄せ付けない81号車

砂子選手の81号車は、すべてのマシンがピット作業を終えた時点で1番手ポジションに復帰。快調なペースをキープし、ラップタイムに勝るライバルAMGを寄せ付けない。82号車マックス選手もスティント中盤にポジションを1つ上げ4番手に。砂子選手は、レース終盤タイヤとブレーキのドロップに苦しむも、ペースを維持。危なげない走りでチェッカーを受け、BMW Team Studieにとっての初勝利を手に入れた。

マックス選手の82号車は、レース終盤に前のマシンがピットストップペナルティを受けた事でポジションアップ。3位でチェッカーを受け、初のダブル表彰台を獲得した。