ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空で共同経営するインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は現地時間の7月2日、長距離LCC会社であるLEVEL(レベル)がパリ=オルリー空港にて定期便の運航を開始したと発表した。エアバスA330-200型機にて、パリ=モントリオール線を週3便、パリ=グアドループ(ポワンタピートル)線を週4便で運航する。運賃は片道99ユーロから、オフィシャルサイトにて販売している。

  • LEVEL(レベル)はパリ=モントリオール線を週3便、パリ=グアドループ(ポワンタピートル)線を週4便で運航

    LEVEL(レベル)はパリ=モントリオール線を週3便、パリ=グアドループ(ポワンタピートル)線を週4便で運航

年内は2機の新しいA330-200を拠点であるオルリーに配置。それぞれ、プレミアムエコノミークラスが21席、エコノミークラスが293席となる。2019年には3機目となるA330-200を追加し、LEVELのネットワークをさらに拡大させる。これらの機材には、最新の高速Wi-Fiが装備されており、8.99ユーロから利用できる。

  • プレミアムエコノミークラスは21席

    プレミアムエコノミークラスは21席

  • エコノミークラスは293席

    エコノミークラスは293席

  • 最新の高速Wi-Fiは8.99ユーロから展開

    最新の高速Wi-Fiは8.99ユーロから展開

LEVELは今後、オーストリアにも新たな短距離LCCを展開し、7月14日に運航を開始する予定。また、初の拠点であるバルセロナ(エル・プラット空港)では現在、ブエノスアイレスやサンフランシスコ、ボストン線を運航しており、9月からは3機目のA330-200を導入、2019年には4機目を導入することで、サービスを拡張させることを計画している。

  • 今後、オーストリアにも新たな短距離LCCを展開する

    今後、オーストリアにも新たな短距離LCCを展開する

LEVELでは、IAGの航空会社が加盟するマイレージ・プログラム「Avios」ポイントを獲得・交換も可能。これにより、グループのネットワーク全体で380の目的地に飛ぶことができる。