ソフトブレーン・フィールドは6月26日、「出産後の働き方についての意識調査」の結果を発表した。調査は4月20日~5月1日、出産後に仕事復帰し、仕事をしながら子育てをした経験がある154名を対象にインターネットで行われた。
出産後に、仕事復帰した際のお子さんの年齢(月齢)を調査したところ、「~生後6カ月」が29.2%で最も多く、「生後6か月~満1歳」が22.7%と続き、2人に1人が満1歳までに職場復帰したことがわかった。
生後6カ月~満1歳までに職場復帰した人のコメントからは、「上の子も同じ保育園だったため、下の子が入園する際に点数が高く入りやすかったから(50代)」や、「1歳前のほうが保育園に入りやすいから(40代)」など、保育園に入りやすさが多くあがった。
仕事復帰後の、働き方については、「働き方を変えた」人が46.1%となり、約半数近くが働き方を変更したと回答。どのような働き方に変更したかを聞いてみると、時短勤務などの「同じ職場で勤務時間を短くした」が31.0%で最も多く、次いで「働きやすい会社に転職した」が23.9%と続いた。ほかにも、正社員から契約社員やパート、というように「雇用形態を変更した」が15.5%、「フリーランスになった」が5.6%と続いた。
「仕事復帰してよかった」が7割
出産後のお仕事に復帰した人のうち、72.1%が「仕事復帰してよかった」と回答。「(仕事によって)自分自身に戻れる瞬間ができ、リフレッシュできた。そのおかげで子供にも向き合えた(30代)」や、「社会とのつながりを維持し、仕事をすることで、育児への視野狭窄(ひとりでの育児抱えこみと孤立)がおきなかったのが、一番良かった(40代)」などのコメントが寄せられた。さらに、85.2%が「継続して仕事をしてよかった」と回答した。