アウディはこのほど、新型「Audi A1 Sportback」を発表した。欧州では2018年夏から受注を開始し、同年秋に発売を予定している。

  • アーバンライフの理想的なパートナー、新型「Audi A1 Sportback」が登場

初代「Audi A1」は2010年、まったく新しいアウディのモデルラインナップとしてデビューした。そして今回、大きな成功を収めたコンパクトカーの第2世代が登場する。

新型「Audi A1 Sportback」の最大の特徴は、ダイナミックなデザイン。初代「quattro」のスポーティな遺伝子を受け継ぐ、張りのあるラインで構成された、人目を惹く力強いフォルムを持ち合わせている。全長は大幅に延長され、先代モデル比で56mm長い4.03m。全幅はほぼ同じ1.74m、全高は1.41mで、ワイドなトレッドと短いオーバーハングにより、軽快感のあるスポーティな外観が生み出されている。

  • 張りのあるラインで構成された、人目を惹く力強いデザイン

  • 幅広く、低い位置に設置されたシングルフレームグリルとパワフルなエンジンを暗示するサイドエアインレット

  • リヤランプには、印象的な立体感を持ったレンズを採用

  • 室内は先代モデルよりも広くなり、乗員はより快適に過ごすことができる

また、上級モデルに準じるインフォテインメントとドライバーアシスタンスシステムにより、デジタル世界とネットワークで接続。なかでも最上位グレードには、10.1インチのMMIタッチスクリーンを備えたMMIナビゲーションプラスが装着される。スマートフォンと同様に、すべての操作はタッチ入力が可能で、Audi connectと連携することによって、目的地までの交通状況を考慮しながらクラウドでルート計算を行なう、ハイブリッドルートガイダンスといった機能を提供する。

  • ベーシックバージョンにも、フルデジタルインストルメントクラスターが標準装備

より高い安全性と快適性を実現する、上級モデル譲りの新しいドライバーアシスタンスシステムも採用。先行車と適切な車間距離を保ちつつ同一走行車線を維持し、また駐車時にアシストを受けることもできるなど、ドライバーの安全と利便性とを第一に考えた機能を多数備えている。

  • Audiスマートフォンインターフェイスは、クルマとスマートフォンを常に接続する

軽量かつ非常に高い剛性のボディとパワフルで効率的なエンジン、スポーティで安定性を重視したサスペンションは、都市環境における理想的なパートナーであると同時に、ロングドライブにも適している。

  • オプションとして設定されるシステム「アウディ ドライブセレクト」を搭載すると、走行特性が異なる4つのモード(オート、ダイナミック、エフィシエンシー、インディビジュアル)を選択することも可能に

  • ロングドライブにも適した、軽快で安定感のある走行を実現

さらに、新たなコンセプトを採用した装備ラインは、多彩なカスタマイゼーションの可能性を提供する。

同モデルは、欧州市場では2018年の夏から受注を開始し、2018年の秋に発売される。ドイツにおけるベース価格は、2万ユーロ(約250万円)未満とのこと。