ケルヒャージャパンはこのほど、「カビ」に関するアンケート調査の結果を明らかにした。同調査は6月7日~11日、30~50代の女性500名を対象にインターネットで実施したもの。

  • カビの発生が気になりますか?

    カビの発生が気になりますか?

湿度が高くてジメジメする梅雨の時期は、カビの発生が気になるか尋ねたところ、合計で89.0%が「とても気になる」または「やや気になる」と回答した。

梅雨期間中に何らかのカビの対策を行うか聞くと、50.0%が「たまに行う」、20.8%が「よく行う」、8.6%が「毎日行う」と答えた。合わせると8割が梅雨の時期にカビ対策を行っていることがわかった。

  • 梅雨期間中、何らかのカビ対策を行いますか?

    梅雨期間中、何らかのカビ対策を行いますか?

梅雨明け後はカビの発生を気にしているか尋ねると、44.6%が「どちらかといえば気にしている」、23.2%が「とても気にしている」と答えた。およそ4人に1人にあたる26.8%は「どちらかといえば気にしていない」と答えている。

  • 梅雨明け後は、カビの発生を気にしていますか?

    梅雨明け後は、カビの発生を気にしていますか?

梅雨明け後はカビの対策を行っているか聞くと、58.0%が「たまに行う」、12.8%が「よく行う」、4.8%が「毎日行う」と答えた。「まったく行っていない」は24.4%となっている。

一般家庭に多く存在しているカビは至的温度が20~30度で、相対湿度が70%以上で生育するといわれている。そこで対象者に、カビについてもっとも増殖しやすい温度と湿度を知っているか聞いたところ、どちらも正解の数値を選んだ割合は22.2%だった。

  • 温度と湿度、どちらも正解の数値を選んだ人の割合

    温度と湿度、どちらも正解の数値を選んだ人の割合

梅雨時期のカビに関するエピソードを聞いたところ、「カーテンやベッドのマットレスに生えてしまい、どのように対処したらよいのかわからない」(30代)、「浴室の壁や天井によくカビが発生します。カビ取りで掃除をするのですが、すぐに同じ所に発生するので困ります」(30代)といった悩みの声が多く寄せられた。