都心で暮らしていると、交通網が発達し、コンビニも近所に複数あるなど生活で不便を感じるケースは少ないです。ところが、台風や大雪などの自然災害が起こると、僕たちの生活環境は一変します。

このとき試されるのは、「イザというとき」の男子力です。筋骨たくましいラオウのような「漢」にはなれなくても、知識と知恵を得て、道具を使いこなせば、緊急事態を乗り切ることができる。そして多少は「頼れるオトコ」になれるはず! テーマは「備えよ、オトコ」なんです。

頼れるオトコなら身につけておきたいスキル

  • 自宅と職場の間で災害に直面したら?

日常の生活圏、自宅と職場の間のどこかで「サバイバル」することになったとしたら!? いわばアーバンサバイバル術。そんな視点から、「頼れるオトコ」として備えておきたい知識と知恵を点検しておきましょう。

たとえば、勤務時間中に大地震が起きたとしたら。当然街は大混乱、そして帰宅困難となってしまうケース。まさに「イザというとき」です。

  • 事変の際、「検索」する時間はない

まず、頼れるオトコとして起こすべき行動は、周りの人の「安全確保」。少なくとも年に一度は行われているであろう「避難訓練」に、本気で参加したことはありますか? あるいは、ハザードマップを詳細にながめてみたことは?

「そんなのダルくて…」といったマインドでは、頼れるオトコの風上には立てません!! イザというときこそ、体験や経験に基づいて身につけた知識やスキルは、何ものにも勝る。第一、イザというときには、悠長に「検索」なんてできませんよね。

事変の際はファーストエイドと水問題

そして次は、ファーストエイドでしょう。同僚や、もしかしたら気になっているあのヒトがケガを負ってしまっているかもしれない。そんな光景を目の当たりにしたとき、何もできずにただうろたえるだけ…なんていう事態は、「頼れるオトコ」としては避けないとね。

  • 事変の際に役立つファーストエイド

ファーストエイドの正しい知識に基づき、こんなキットをカバンやデスクの引き出しに忍ばせておけば、頼れるオトコとしての株が上がるかも!? 自信が無ければ、消防などが実施している「救命講習」を受講してみるのもよいでしょう。

ちなみに、ファーストエイドの基本は、案外シンプル。正しい方法さえマスターしておけば、備えておくべきアイテムを絞り込むことができます。正しくセレクトした「ファーストエイドキット」を、カバンやデスクの引き出しに忍ばせておくというのは、頼れるオトコへの第一歩と成り得るかも。

  • 事変の際に役立つ携帯浄水器

  • ペットボトルを利用できる

災害などで避難する場合、当面の水確保が問題になる場合があります。そこで、コンパクトで高性能な「携帯浄水器」をファーストエイドキットに加えておくべきかも。紹介したSAWYER Miniが優れている点は、市販のペットボトルにセットして利用できるところ。多少の汚れた水などは、問題なく飲用することができるほどキレイにしてくれます。

事変メシグルメを試そう

初期の混乱が落ち着いたら、きっとお腹が空きます。空きますよね? このときこそ、頼れるオトコとして真価を発揮すべき場面では? だって、不安に陥っている同僚を励ます意味でも、「食事」は大きな力を発揮しますよ。

それに、なぜか「料理ができるオトコはモテる」という現実。不謹慎といわれようと、下心がモチベーションであろうと、イザというときに使えるスキルが身に付くならそれで良いじゃないですかー。

そんなことで、イザというときに遭遇する可能性が高い「備蓄食料」「非常用食品」について、おいしくいただくための調理法を試してみます。名づけて「事変メシグルメ」です。