テスティーは6月12日、東京都内在住の20代を対象とした「住まいに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年3月27日~4月2日、有効回答は474人。

部屋探しで重視するものは「家賃」

現在の居住状況を尋ねると、男性の44.8%、女性の28.8%が「一人暮らし」と回答し、男性の方が16ポイント高かった。このほか、「実家暮らし」は男性35.1%、女性37.3%、「その他」(同せいやルームシェア、家族と同居など)は男性20.1%、女性34.4%となった。

「一人暮らし」をしている人を対象に「部屋探しで特に重視する条件」を聞いたところ、男女ともに「家賃」が最も多く、男性では79.3%、女性では77.6%に上った。男女で差異があった回答をみると、例えば「セキュリティ」は男性では12.6%だったのに対し、女性では23.5%と、両者の間に約10ポイントの開きがあった。一方、男性は「駐輪場・駐車場」と「防音性」を重視しており、女性の約2倍近い数値となった。

都内在住者が選ぶ「住みやすそうな街」ランキングを調べたところ、男性は1位「池袋」(28.4%)、2位「吉祥寺」(19.4%)、3位「中野」(17.2%)、女性は1位「吉祥寺」(20.3%)、2位「池袋」(20.3%)、3位「中野17.3%)の順となり、男女ともに「吉祥寺」「池袋」「中野」がトップ3にランクインした。

  • 街に関するランキング アプリリサーチのTesTee(テスティー)調べ

「住んでいたらモテそうな街」ランキングでは、男女ともに「六本木」が1位を獲得(男性53.0%、女性39.3%)。理由としては、「家賃が高そうだし、住んでいたらステータスが上がりそう」(25歳女性)など、高級感をあげる声が多かった。以下、男性は2位「池袋」(22.4%)、3位「中目黒・恵比寿」(20.9%)、女性は2位「恵比寿」(27.3%)、3位「自由が丘」(25.0%)と続いた。