女優の吉高由里子と俳優の安田顕がこのほど、日本テレビ系主演ドラマ『正義のセ』のクランクアップを迎えた。最終回は、あす13日(22:00~)に放送される。

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    安田顕(左)と吉高由里子=日本テレビ提供

2人のクランクアップは、一緒に殺人事件の聞き込み捜査を進める海辺の街でのロケシーン。最後のカットを終え、スタッフから「吉高さん、安田さん、オールアップです!」と声がかかると、大きな拍手がわき上がり、花束が吉高から安田へ、南雲監督から吉高へ手渡された。

3カ月にわたる撮影を終えた吉高は「ホッとしたのか、寂しいのか、たぶん両方なんですけど、この作品への想いが自分の中でずっと蓄積されていて、キャパを超えてしまって泣いている気がします」と涙ながらに表現し、「隣にいらっしゃる安田さんには、小さな声と大きな心でたくさん支えてもらいました」と感謝。

また、「撮影の間、とにかくむき出しに取り組んできました。それを温かく見守ってくださったキャストのみなさん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。やっぱり撮影現場が好きだなーと、現場に恋した3カ月間でした」と振り返った。

一方の安田は「本当に忘れられない3カ月になりました。こんな40代のおっさんに主演の方のバディ役を演じる機会をいただいて、とても光栄でした」と感想。「主演の吉高さんからは人として大事なことを、たくさん教わった気がします。出会いに感謝したいと思います。ありがとうございました!」とあいさつした。

最終話は、凜々子(吉高)が、衆議院議員・中条良成(宅麻伸)の長男・秀成(落合モトキ)の犯した殺人事件を担当することに。秀成による正当防衛かと思われたが、凜々子と相原(安田)が捜査を進めると、被害者・入江の意外な素顔が明らかになる。

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