PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)はこのほど、2018年に還暦を迎える1958年生まれの個人(以下、還暦人(かんれきびと))を対象とした「2018年の還暦人に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年4月16日~4月23日、有効回答は2,000人。
還暦人が一番輝いていた時期はバブル期
60歳以降の人生で、生活費として最低限必要な金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を尋ねたところ、平均額は17.6万円となり前年(20.8万円)より3.2万円減少。ゆとりのある生活を送るために必要な金額は平均27.9万円で、こちらも前年(30.1万円)より2.2万円減少した。
現時点の貯蓄額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)は、「100万円未満」が最も多く20.6%。一方、「3,000~5,000万円未満」(9.8%)、「5,000万円~1億円未満」(8.8%)、「1億円以上」(6.4%)という人も一定数みられ、平均貯蓄額は2,725万円だった。
還暦人が一番輝いていた(輝いている)と思う黄金期は、「30~34歳」(19.5%)が最も多く、この時期は1980年代末から90年代初頭のバブル経済真っ只中に相当する。また幸せの絶頂だと感じた(感じる)時期についても、「30~34歳」(21.5%)が一番多かった。
"バブル時代ならでは"のエピソードを聞くと、仕事に関しては【激務・多忙だった】【仕事が順調だった】【飲み会や仕事後の遊びが多かった】といった声のほか、「会社の経費で銀座や赤坂で豪遊し、ハイヤーで帰宅していた」など【経費(交際費・接待費など)を多く使えた】という声もみられた。
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"バブル時代ならでは"と思植えるような経験【職場・仕事に関するエピソード】(自由回答)PGF生命調べ
マネー・不動産に関しては、【預金の金利が高かった・預金が増えた】【不動産を購入した】といった声や、「ボーナスが10カ月分出た」など【給料・ボーナスが高額だった】という声も多く寄せられた。