京都鉄道博物館は16・17日、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行開始1周年記念イベントを開催する。6月16日に「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の入線シーンが公開されるほか、かつて寝台特急「トワイライトエクスプレス」を牽引したEF81形も展示される。

  • 寝台特急「トワイライトエクスプレス」を牽引したEF81形(写真は2014年12月撮影)

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は大阪~札幌間で運行された寝台特急「トワイライトエクスプレス」の誇りと伝統を受け継ぐJR西日本の豪華寝台列車として、2017年6月17日から運行開始。片道タイプの山陰コース(下り・上り)・山陽コース(下り・上り)、2泊3日周遊タイプの山陽・山陰コースが設定され、1両1室の「ザ・スイート」や「ロイヤルツイン」「ロイヤルシングル」といった客室を備えた10両編成の専用車両で運行される。

運行開始1周年を迎えるにあたり、京都鉄道博物館では6月16・17日の2日間、感謝の気持ちを込めた記念イベントを開催。本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアに新旧「トワイライトエクスプレス」が並んで展示されることになった。「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」は先頭車・中間車の2両、「トワイライトエクスプレス」は交直流電気機関車EF81形と、専用客車のオハ25形551号車(京都鉄道博物館収蔵車両)を連結して展示する。

  • 運行開始1周年を迎える「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」

6月16日に「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の入線シーンを公開し、展示車両の入換え作業も実施。これにともない「車両のしくみ / 車両工場」の一部エリアにおいて、安全確保のため12時頃まで入場を制限するという。営業線を運転して搬入するため、輸送上の都合などで展示車両の変更や展示が中止となる場合がある。