西日本鉄道は21日、西鉄グループの前身である九州電気軌道の設立(1908年)から110周年を迎えることを受け、110周年特別仕様のラッピング電車・バスを運行すると発表した。

  • 110周年記念ラッピング電車イメージ

天神大牟田線では5月25日から12月下旬まで、西鉄電車の思い出を表現したラッピング電車を運行。対象車両は3000形6両1編成で、外装は「にしてつ110年目の車窓から」というコンセプトの下、西鉄福岡(天神)駅から大牟田駅まで全62駅を順にデザインした。ドア横と内装に沿線の観光スポットや日常風景の写真、車体前面にはオリジナルヘッドマークを掲出して運行する。

西鉄バスも、福岡・久留米地区にて5月25日から12月下旬まで1950年代の路線バス(通称「青バス」)のデザインを再現したラッピングバス、北九州地区にて5月27日から12月下旬まで路面電車のデザインを再現したラッピングバスを運行する。

運行開始を記念し、西鉄福岡(天神)駅では5月25日11時14~30分に110周年記念ラッピング電車の出発式が行われる。同日の12時30分から13時00分まで、ヤフオクドーム前臨時バス駐車場にて110周年記念ラッピングバス・連節バス等の車両撮影会が行われる。

5月25・26日の11~16時にチャチャタウン小倉、5月26日11~16時に博多大丸パサージュ広場にて西鉄電車・バスの110周年感謝イベントを開催。ラッピングバスの展示や110周年オリジナルニモカの販売、グッズ販売、バス運転体験などが企画されている。