アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が、3日に放送されたフジテレビ系情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金4:55~8:00)で、TOKIO・山口達也の不祥事を受けて残りのメンバー4人が開いた会見についてコメントした。

『めざましテレビ』メインキャスターの三宅正治アナ(左)と永島優美アナ

番組内で会見映像が流れた後にメインキャスター・三宅正治アナから感想を求められた伊野尾は、「被害に遭われた方とそのご家族の方を一番に考えて結論を出さないといけないことなんですが、グループのメンバーというのは仕事の同僚でもありますが、それと同時に家族であり、友人であり、時にはライバルでもあり、本当に言葉で言い表すのは難しい特別な関係だと思います」と自身の立場に置き換えながら説明。

「TOKIOの4人のみなさんが現段階で結論を出せないということは、世間のみなさまからはもしかしたら厳しい言葉もあるのかもしれませんが」と反発の声を推測し、「個人としてはHey! Say! JUMPというグループのメンバーで活動しているので、その結論が出せないという気持ちは本当に痛いほど分かります」と理解を示した。

また、別の時間帯では「結論が出せない『保留』ということに関しては僕もHey! Say! JUMPというグループのメンバーとして活動しているので、その気持ちは痛いくらい分かります。そして音楽活動白紙という点もTOKIOのみなさんの一人のファンとしてはとてもさびしく思います。ですが、やはり被害に遭われた方、そのご家族の方を一番に考えて結論を出さないといけないので、今後TOKIOのみなさんがどういった結論を出すのか後輩の一人としてしっかり見届けたいと思います」。

事務所の後輩として、同業者として、そして一人のファンとして発言した伊野尾。4人の会見では、山口から退職願を渡されるもメンバー間での結論が出ず、リーダーの城島茂が預かっていることや、4人で活動を継続しつつも、音楽活動については白紙状態であることなどが語られた。