ジャガー・ランドローバー・ジャパンは22日、「レンジローバー・ヴェラール」がワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー 2018を受賞したことを記念して、同モデルでは初の特別仕様車「ベーシック」「プラス」「ダイナミック」を発売すると発表した。受注期間は同日から9月30日まで。

  • 「レンジローバー・ヴェラール ベーシック」

「レンジローバー・ヴェラール」はレンジローバーファミリー4番目となる新型モデルで、「ワールド・カー・アワード」において部門賞である「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー 2018」に選出された。今回発表された3モデルの特別仕様車は、これを記念して発売するものとなる。

エンジンは、「ベーシック」と「プラス」に最高出力180PSの2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル、「プラス」と「ダイナミック」に最高出力250PSの2.0リットル直列4気筒ターボガソリンが用意されている。

  • 「レンジローバー・ヴェラール プラス」

  • 「レンジローバー・ヴェラール ダイナミック」

装備面では、車間距離を維持しながらの走行をサポートするアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)などのドライバー支援システム、スマートフォンのアプリを介して、車両から離れた場所でドアのロックや解除、エアコンの操作、走行履歴や車両状態の確認ができる「リモート」機能などが標準装備される。

「ベーシック」は、エントリーグレードとして特別装備を追加しながらも、価格は据え置きとなっている。「プラス」は、18インチのアロイホイールを装着し、エンジンタイプとシートの選択肢をそれぞれ2種類用意した。「ダイナミック」は、ベース車両に「レンジローバー・ヴェラール Rダイナミック」を採用し、7種類のメタリックペイントをはじめ、パーフォレイテッド・グレインレザーシートや20インチアロイホイールを装備している。

価格は、「レンジローバー・ヴェラール ベーシック」が699万円、「レンジローバー・ヴェラール プラス」のディーゼルエンジンモデルが749万円、ガソリンエンジンモデルが765万円、「レンジローバー・ヴェラール ダイナミック」が856万円(価格はすべて税込)となっている。