タレントのビートたけし(71)が17日、都内で行われた自身プロデュースによる新アパレルブランド「KITANOBLUE」のデビュー展示会&発表イベントに登場。歌手の西城秀樹さんの訃報を受け、心境を語った。
西城さんは急性心不全のため16日に63歳で死去。たけしは「ショックでね。大杉漣さんにも逝かれて…また年下の秀樹さんが…」と、今年2月に亡くなった俳優・大杉漣さん(享年66)に続く訃報を悲しんだ。
そして、「順番からいえば、俺のほうがとっくに死んでいる」と、自分より年下の仲間たちの死を嘆いたたけし。また、西城さんが脳梗塞発症後もステージに立ち続けたことについて、「それで食ってきたからね。どの芸人も言うように、死ぬのは舞台の上というのはある」と語った。
「KITANOBLUE」は、たけしの感性を身近に感じられるように、本人の絵を使用したTシャツやグッズなどを展開。たけしは「とにかく儲けろ。儲けていくらかくれ! というだけのこと。私は一切関与しておりません」「繁盛して歴史に残るブランドになってほしいなと、全然思っていませんが」などとジョークで笑わせ、「海外に通じるブランドにしたい」と真剣な思いも明かした。