エクスペディア・ジャパンは5月16日、1年以内に飛行機に乗った、かつホテルに宿泊した人を対象とした「フライト」に関する意識の国際比較調査の結果を発表した。調査期間は2018年2月22日~3月19日、有効回答は世界23カ国の個人1万8,229人。

予約で気にすること、「費用」は2位

機内の座席は「窓側派」か「通路側派」か尋ねたところ、「通路側派」が最も多かったのは日本人の53%で、世界で唯一半数を超えた。また機内の窓側や真ん中の席に座っている際、どのように通路に出るか聞くと、「寝ている人を起こして動いてもらう」との回答は日本人が一番少なく24%にとどまった。

  • 【国際比較】機内では「通路側」と回答した人の割合

同社は「日本人は通路に出る際、誰にも迷惑をかけずに出られることを考えて、『通路側』を好んでいるのかもしれません」と推測している。

日本人がフライトを予約する際に重要視することは、1位「旅程に合った出発・到着時間」(92%)、2位「費用」(91%)、3位「トランジットの回数」(87%)。フライト中にすることは、1位「寝る」(77%)、2位「テレビ・映画鑑賞」(68%)、3位「読書」(47%)となった。

また「空港や機内で2杯以上のアルコール飲料を飲む」と答えた割合を比較したところ、1位の韓国人(38%)に次いで日本人(36%)が2位にランクイン。さらに日本人の回答を世代別にみた場合、50歳以上では44%が「飲む」と答え、年齢が高い人の方が空港や機内で飲酒する傾向がみられた。