JR東海と静岡県大型観光キャンペーン推進協議会は25日、浜松市で開催される「家康公祭り」に合わせ、6月2日に臨時急行「家康公祭り」号を運転すると発表した。373系3両編成(全車指定席)を使用し、専用ヘッドマークを付けて運転される。

  • 臨時急行「家康公祭り」号は373系3両編成で運転(写真は373系の特急「ふじかわ」)

臨時急行「家康公祭り」号は今年6月まで開催中の「静岡デスティネーションキャンペーン」プレキャンペーン(静岡プレDC)の一環で運転。6月2日に熱海駅・名古屋駅から浜松駅へ1往復ずつ設定され、熱海駅発着の運転時刻は下り「家康公祭り1号」が熱海駅8時34分発・浜松駅10時35分着、上り「家康公祭り4号」が浜松駅16時18分発・熱海駅18時34分着。名古屋駅発着の運転時刻は上り「家康公祭り2号」が名古屋駅8時22分発・浜松駅10時26分着、下り「家康公祭り3号」が浜松駅16時37分発・名古屋駅18時48分着となる。

熱海~浜松間の途中停車駅は三島駅・沼津駅・富士駅・静岡駅。浜松~名古屋間の途中停車駅は豊橋駅・蒲郡駅・岡崎駅・安城駅・刈谷駅・大府駅・金山駅。専用ヘッドマークを掲出し、往路では「浜松市やらまいか大使」が車内を盛り上げるほか、記念乗車証を利用者1人につき1枚ずつプレゼントする。記念乗車証は各列車の往路・復路で違う色のものを配布予定だという。

「家康公祭り」号の急行券・指定席券は5月2日10時に発売され、運賃・料金(急行券・指定席券)の合計は熱海駅から浜松駅まで4,190円、名古屋駅から浜松駅まで3,440円。同列車への乗車を組み込んだ旅行商品もジェイアール東海ツアーズなどから販売され、浜松銘菓「黒びすけ」「家康直虎えびぽん」のプレゼントや祭り会場で行われる食の対決にて提供される丼1個と交換できるチケットをはじめ、浜松を満喫できる特典も付く。