ドイツのアウディAGはこのほど、新型「A6 アバント」を発表した。トップクラスの室内スペースや最新のドライバーアシストシステムを採用すると同時に、マイルドハイブリッドを標準装備とすることで燃費性能も向上させた。
アウディ「A6 アバント」
新型「A6 アバント」は、全長4.94×全幅1.89×全高1.47メートルという堂々としたボディサイズで、室内スペースは先代モデルよりも拡大された。フロント及びリヤの室内幅だけでなく、リヤシートのニースペースも拡大されている。ラゲッジコンパートメントは積載幅が1,050ミリ確保され、容量はリヤシートを起こした標準時で565リットル、リヤシートの背もたれを倒すと1,680リットルを確保することができる。
パワートレインには、マイルドハイブリッド「MHEVシステム」が標準装備される。ベルト駆動式のオルタネータースターターは、48Vシステム搭載の場合には制動時に最大12kWのエネルギーを回生することができ、リチウムイオンバッテリーに充電する。55～160km/hの速度では、エンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)することも可能。
標準装備されるドライバーアシスタンスシステムには、エマージェンシーブレーキアシストに加え、工事現場などの幅員の狭められた区間での走行をサポートするナローロードアシスト付きアダプティブクルーズアシストも含まれる。アダプティブクルーズアシストはストップ&ゴーをカバーし、静止状態から最高250km/hの範囲で使用可能だ。
