女優の吉田羊が主演を務める連続ドラマ『コールドケース2 ~真実の扉~』(WOWOW 今秋放送予定)がこのほど、すべての撮影が終了し、吉田は「完走できてホッとしております」と感無量な様子で思いを語った。

コールドケース2

主演ドラマ『コールドケース2 ~真実の扉~』の撮影を終えた吉田羊
(c) WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production

都内近郊のロケ地で最後のシーンを撮り終えた吉田は、スタッフから花束が贈呈され、「4人の最後のシーンを見ていたら本当に終わってしまうんだなという気持ちと、(自身が演じる)百合さんが孤独ではなくなったんだなとグッときて、ちょっと泣いてしまいました」と明かした。

同ドラマは、2003年から2010年まで全7シーズンにわたり、アメリカで放送された海外ドラマの日本版。未解決凶悪犯罪、通称"コールドケース"を扱う捜査チームの活躍を描く。日本版では神奈川を舞台に、吉田は神奈川県警捜査一課の女性刑事・石川百合を演じる。捜査一課のメンバーとして、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らが脇を固める。

三浦が「ハードなスケジュールではあったが、作品が絶対面白くなると確信しているからこそみんなで乗り切れた」と語るように、撮影はかなりハードだったという。吉田も「今シーズンはなんだか本当にいろんなものと闘ったという気がします」と苦労も語りつつ、「天気、体力、本当にみなさん大変な思いをされたなとは思いますが、それでも制限された環境の中で嬉々として最高のものを目指している姿が頼もしく、改めて良いチームだなぁと思いました」とチームワークで乗り切ったようだ。さらに吉田は「このシーズン2が、シーズン3、シーズン4という未来を連れて来てくれるような気がしています。そしてきっとこれは叶うのではないかと確信しています。その時にはぜひこのシーズン2でさらに強くなったこのチーム・コールドケースで、同じメンバーで同じように闘えたらうれしいです」と話すなど、続編への期待も寄せていた。