名古屋鉄道は5月26日、舞木検査場(岡崎市舞木町)で「第12回名鉄でんしゃまつり」を開催する。引退してなお根強い人気を持つ7000系「パノラマカー」をはじめとする往年の名車の展示など、鉄道にまつわる催しを用意する。

  • 電車と綱引きの様子

  • 7000系「パノラマカー」

7000系「パノラマカー」は、1961(昭和36)年デビュー当時のフェニックスエンブレムを取り付けた姿で展示され、写真撮影や運転台見学ができる。「いもむし」の愛称で知られる3400系、5500系、8800系「パノラマDX」、2015年にデビューした電気機関車EL120形も展示される。

新規イベントとして、線路の保守を行う大型保守作業車両「プラッサーマルタイ」による保線作業実演も実施。その他、36トンクレーンによる車体吊上げ作業実演、「ミュースカイ」前面扉の開閉実演、架線の保守を行う架線点検用軌陸車の線路上への移動実演を行う。「電車と綱引き」や運転台での記念撮影、電車のドア開閉体験やパンタグラフ操作体験、踏切の非常ボタン操作体験など、例年好評のプログラムも引き続き実施する。

参加は事前応募制で、小学生以下の児童と成人の保護者を含む6名以内を1組として、名古屋鉄道ウェブサイト内の専用ページから申し込む。応募締切は5月7日17時。定員は4,000名で、応募多数の場合は抽選となる。今回、これとは別に同社の株式を3年以上保有する人を対象とした「長期保有株主」の招待枠を300名分設ける。