クラウドポートは4月5日、「女性のお金と投資」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2018年3月26~28日、有効回答は20~50代の女性480人。

将来に備えるには?

自分が将来受け取れる年金の水準について尋ねると、92.9%が「金額が少なくなっていると思う」と回答。同社は「将来の年金制度が危惧される中、自分が老後を迎えたときの年金水準について、シビアに捉えている女性が多い」と分析している。

  • 将来、ご自身が「年金」を受け取る際、今の水準よりどのように変化していると思いますか?

受け取る年金が今より少なくなるとして、どのような対策を講じるべきか聞くと、「自分で備えるべき。自己防衛」が圧倒的に多く76.7%。一方、「国・政府に年金が減らないように働きかけるべき」は20.6%にとどまった。

次にお金の面で将来に備えるための手段として考えられる、貯金や資産運用、保険、キャリアアップについて、それぞれどの程度準備できているか調査。このうち貯金と資産運用については、8割近くが「不十分である(全く+どちらかと言えば)」と回答した。また資産運用の準備が不足している理由を質問すると、「資産運用は難しそうだから」が過半数の50.1%を占めた。

チェレンジしてみたい資産運用は、「一度投資をすればある程度放置しておけるもの」が31.5%、「リスクが固定されているもの」が19.2%、「ミドルリスク・ミドルリターンのもの」が17.7%となり、同社は「一般的な資産運用のイメージとして多い『ハイリスク・ハイリターン』なものや『毎日チェックする必要がある』ものについては、敬遠されがちであることがわかる」と分析している。