舞台『滝沢歌舞伎』の公開ゲネプロが5日、東京・新橋演舞場で行われ、滝沢秀明、三宅健が取材に応じた。

  • 左から三宅健、滝沢秀明

同舞台は滝沢が2006年、和によるスーパーエンタテインメント『滝沢演舞城』として上演し、新橋演舞場で史上最年少座長を務めた。2010年には日生劇場で『滝沢歌舞伎』として上演。2014年よりタイトルを『滝沢歌舞伎』に統一して上演している。

2018年は、6月に名古屋・御園座での公演も決定し、例年芝居を行っていた2幕もショー仕立てにしたという。全体的な振り付けをA.B.C-Zの五関晃一が担当したほか、激しい殺陣の立ち回りや、虹をモチーフにした滝沢による創作歌舞伎、ハンモック・フライング、360度回転する腹筋太鼓パフォーマンスなど、迫力満点のショーとなった。

また、滝沢と三宅によるユニット「KEN☆Tackey」のCDデビューも発表。今夏に新曲「逆転ラバーズ」が発売される。

後輩のジャニーズJr.も、全員による楽曲「Thousand Suns」(滝沢プロデュース、三宅衣裳プロデュース、五関振り付け)やタップダンス、2幕の演目・鼠小僧での女装(お丸/深澤辰哉)、犬同士の戦い(ナベ郎/渡辺翔太、ガン太郎/岩本照)のコミカルな演技などで舞台を盛り上げた。

会見全文

――いよいよ今年も滝沢歌舞伎の桜が満開になりましたね。

滝沢:毎年恒例というか。滝沢歌舞伎の時期が来たなと実感していますね。

――今回で3回目のタッグということですが。

三宅:二度ある事は三度ある。まさかね、3年連続出演することになるとは思っていませんでした。純粋に嬉しかったですね。気心知れた仲なので。

――すごく名コンビで、先ほどのフォトセッションから笑いが絶えないですね

滝沢:『滝沢歌舞伎』で改めて健くんとご一緒させていただいて、一からお互いを知っていく3年間でした。最初はしゃべったこともないくらいの関係だったので、この作品で色々と知れて。

――今はどういう関係ですか?

三宅:まあ、「おいしい関係」です。

――新曲も「ケンタッキー」にしか聞こえない歌詞で。

三宅:「Can touch it、Can take it」ですね。

――念願のCDデビュー、ついにですね。

三宅:一昨年に僕が出演するということになった時に、記者会見で「おいしい関係になれたらいいですね」なんてことを冗談で言っていたら、ケンタッキーさんのCMが来て、そこからまさかのCDデビューになるとは。レーベル(avex trax)は一緒だったんですけどね。

――もっと早く実現するかと思いました。

三宅:レーベルの方がもたついてたんだと思います(笑)。

滝沢:僕らは言ってたんですけど。ファンの方も結構声をいただいていたので、ようやくというか。『逆転ラバーズ』という曲なんですけど、とにかくハッピーな気持ちになれる。

――若々しい感じがしましたし、2人とも笑顔でしたね。

三宅:楽しくなってきちゃうんだよね、向かい合って踊ってるから。なかなか向かい合って踊ることもないから。(滝沢は)ニコニコしてましたよ。僕の知ってるタッキースマイルが見えましたよ。

滝沢:嬉しいですよね、先輩と一緒にできるというのは。(三宅は)キラキラですね。"奇跡のおじさん"でした。ファンの方の声がものすごくあったので、ようやくお待たせしました、という感じです。

三宅:グループの枠を超えて、まさか(滝沢)歌舞伎の中からユニットができる、というのは、ジャニーズならではなんじゃないかなと思います。

――今着ているのが新曲の衣裳で、歌番組に出たりも?

三宅:衣裳、真っ赤な感じで。

滝沢:(歌番組も)おいおいあるんでしょうね。CDは今年の夏を予定しています。

――紅白を狙ったりは?

三宅:そんな壮大な!? 全然考えてない。

滝沢:そこまではね。

三宅:(CDデビューは)趣味で!

滝沢:趣味の一環で(笑)。