JR東日本横浜支社は4日、「横浜セントラルタウンフェスティバル Y159記念列車の旅」を発表した。5月26日に189系で運行するAコース、5月27日にE257系で運行するBコースを用意し、ともに石川町(元町・中華街)駅発着の日帰り商品として発売される。
この記念列車は横浜セントラルタウンフェスティバル(2010年から毎年開催されている開港記念イベント)の開催に合わせて運行され、2016年は国鉄色の485系、2017年は国鉄色の189系を使用したことでも話題に。「横浜開港記念 横浜セントラルタウンフェスティバル Y159」が開催される今年、5月26日は特急「あさま」などで活躍した特急形電車189系、5月27日は房総方面の特急列車を中心に活躍するE257系を使用しての運行となる。
189系を使用する5月26日のAコースでは、石川町(元町・中華街)駅を8時35分頃に発車した後、「根岸線・高島線・東海道貨物線」「品鶴線・東海道貨物線・東海道線」などを経由し、浜川崎駅・鶴見駅・新鶴見信号場で折返しも行い、根府川駅に11時12分頃に到着。同駅を11時30分頃に発車後、「東海道線・東海道貨物線」経由で茅ケ崎駅に約30分間停車し、「東海道貨物線・根岸線」経由で13時18分頃に石川町(元町・中華街)駅に着く。
E257系を使用する5月27日のBコースでは、石川町(元町・中華街)駅を8時35分頃に発車した後、「根岸線・高島線・品鶴線・武蔵野貨物線・南武線・中央線」経由で大月方面へ。大月駅から富士急行線に入り、河口湖駅に11時30分頃に到着。天気が良ければ富士山も見られる。河口湖駅を12時10分頃に発車し、大月駅から「中央線・南武線・武蔵野貨物線・品鶴線・高島線・根岸線」経由で石川町(元町・中華街)駅に15時24分頃に着く。Bコースのみ、車内で崎陽軒の弁当とお茶(500mlペットボトル・1本)を提供するとのこと。
車内では「元町リカちゃん」(元町ブランドのコスチュームで着飾ったマスコットガール)との記念撮影会も行われる予定。乗車記念品として「Y159オリジナル キタムラキャンバス地トートバッグ」を用意し、記念列車に乗車後、横浜セントラルタウンフェスティバルのメイン会場である山下公園の引換所にて記念品が渡される。
「横浜セントラルタウンフェスティバル Y159記念列車の旅」は4月19日14時から販売開始。予約・発売はびゅう予約センターと川崎駅・横浜駅・大船駅・平塚駅・武蔵溝ノ口駅・町田駅のびゅうプラザにて行う。Aコースの募集人員は300名で、旅行代金は大人8,300円・こども5,700円。Bコースの募集人員は240名で、旅行代金は大人1万1,000円・こども7,800円。大人1名以上での申込みが発売条件となる(こどものみの申込みは不可)。