新宿~河口湖間を走る快速「富士山」が16日、189系による最後の運行を行った。河口湖駅で「JR189系撮影会 in 河口湖駅」も開催された。3月17日のダイヤ改正後、臨時列車「ホリデー快速富士山」「富士山」「山梨富士」はE257系(5両編成)での運行となる。

  • 河口湖駅で189系M52編成(グレードアップあずさ色)の撮影会が開催された。189系の富士急行線への入線は今回で見納めになるという

JR東日本豊田車両センター所属の特急形電車189系は、今年1月に引退したM50編成(旧「あずさ」色)に続き、M51編成(国鉄色)・M52編成(グレードアップあずさ色)も4月に引退予定。JR中央本線・富士急行線を直通し、おもに189系で運行された「ホリデー快速富士山」「富士山」などの臨時列車も、ダイヤ改正にともない使用車両が変更される。

189系による最後の運行となった3月16日、快速「富士山」は下り(新宿駅10時39分発・河口湖駅12時46分着)・上り(河口湖駅16時26分発・新宿駅18時27分着)ともにM52編成で運行。下り列車が河口湖駅に到着した後、14時から「JR189系撮影会 in 河口湖駅」が開催された。撮影は車両外観のみ、車体前面は「快速」表示のみとされたが、会場の河口湖駅南側広場にはイベント開始前から数百人の鉄道ファンらが列を作った。

  • 平日にもかかわらず多くの鉄道ファンらが集まった「JR189系撮影会 in 河口湖駅」。富士急行の車両も3編成展示され、河口湖駅ホームには「トーマスランド号」の姿も

撮影会では189系M52編成に加え、富士急行の車両6000系(元205系)2編成、1000系1編成(京王5000系カラー)も展示。6000系の種別・行先は「快速 富士山」「特急 富士山」、1000系の行先は「富士吉田」(富士山駅の旧駅名)と表示された。撮影会の途中、河口湖駅3番線ホームに「トーマスランド号」の普通列車が到着・発車する場面もあり、189系と「トーマスランド号」が並ぶ姿を多くの来場者が撮影していた様子だった。

この日の快速「富士山」に使用された189系M52編成(グレードアップあずさ色)は4月22日にラストランを迎える。当日は団体臨時列車として中央本線豊田~甲府間を往復する予定。189系M51編成(国鉄色)も4月27日、豊田発長野行の団体臨時列車(片道のみ運転)でラストランを予定している。ともに「びゅう旅行商品」として発売され、募集人員は各300名。はがきで申込みを受け付けており、応募締切は3月18日(必着)となっている。

  • 189系M52編成(グレードアップあずさ色)の外観