JR東日本は19日、春の期間(2018年3~6月)に運転される臨時列車の概要を発表した。夜行列車に関する記載はなかったが、快速「ムーンライト信州」について問い合わせたところ、今春も運転予定とのことだった。

  • JR東日本の特急形電車189系(写真はN102編成。2015年3月撮影)

「ムーンライト信州」は新宿駅を深夜に発車し、中央本線などを経由して早朝に大糸線白馬駅に到着する夜行の臨時列車。189系6両編成(全車指定席)を使用し、多客期に下り1本(「ムーンライト信州81号」)運転される。2017年は春休み期間やゴールデンウィーク期間、夏休み前後、さらに年末の12月29・30日(運転日は始発駅基準)にも設定された。

JR東日本によれば、「ムーンライト信州」の今春の運転日は3月9・16・23日、4月27日、5月2日を予定しているという。運転時刻はこれまで通り新宿駅23時54分発・白馬駅5時40分着とのこと。同社は今春の臨時列車に関して「本プレスリリースに掲載されていない臨時列車もございます」としており、夜行列車は「ムーンライト信州」に加え、3月に快速「ムーンライトながら」、ゴールデンウィーク期間に寝台特急「サンライズ出雲91・92号」などの運転も予定されている。

なお、189系の臨時列車に関して、JR東日本長野支社は5月19・20日に快速「桔梗ヶ原ワイナリー号」を運転すると発表。「塩尻ワイナリーフェスタ」の開催に合わせ、189系6両編成(全車指定席)で2日間運転される。長野駅を8時35分に発車し、川中島駅・篠ノ井駅・聖高原駅・明科駅・松本駅に停車して10時14分に塩尻駅に到着する。