お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが2日、オフィシャルブログを通じ、「サイン色紙を大量に持った団体」の存在を明かした。

伊達みきお

サンドウィッチマンの伊達みきお

名古屋公演を終え、「満員御礼」をうれしそうに報告する伊達。観客からの差し入れなど、周囲の支えへの感謝の気持ちをつづりながら、遠征先で遭遇する怪しい集団について詳細に伝えた。

「3回公演が終わり、名古屋駅に行くと……必ずサイン色紙の束を持った団体がいる。あれ、何なんだろうか…。福岡空港にも、新大阪駅にも、最近は品川駅にもいる…サイン色紙を大量に持った団体。。誰かれ構わず、とにかくサインや写真を要求してくる。。多分、二十歳前後の男の子の集団。そいえば、京都駅にもいたなぁ。少年を使って、誰か芸能人を見つけると走って行かせてサインをねだらせる」

伊達いわく「決して、イベントでは見ない顔ぶれ」とのことで、「正直、あまり気分は良くない。何度かサインを書いたが、礼も言わず…次に来るタレントの元へ急ぐ集団」「一緒に写真を撮ると、次はその写真を持ってそこにサインをしてくれと言ってくる」という有様。「宛名は書かないで下さい」や「お笑いの人ですよね?」など到底ファンとは思えない言動のようだ。

さらには、「今夜も、品川駅にいた。タクシー乗り場まで付いてきて、タクシーを待ってる間写真を何枚も撮ってきた。周りの方にも迷惑だし、あまり強くは言わないけど…『みんな、良く思ってないよ。やめた方がいいぞ』とだけ伝えた」と伊達。「わかってくれたかなぁ」と嘆きながら、この日のブログを結んでいる。

2月11日に放送されたフジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)では、このような"ファンの悪行"がトークテーマに。Twitterで「品川駅などで有名人見つけては『サイン下さい』ていうみんな、持ってるカバンの中から分厚い色紙の束が見えてるし、本当に喜んでくれるならと思って書いて下さる有名人の方にも失礼なので『ファンです』じゃなく『書いてもらった色紙をこの後ネットで販売しますが、書いてもらえますか?』て言おうね」と転売目的とにらんでいたT.M.Revolution・西川貴教は、番組でも「たいがい『宛先を』というと『結構です』と言われたりするんです」「それはちょっと違うなと」と語っていた。