俳優の坂上忍(48)が、2日に放送されたに日本テレビ系『ヨロシクご検討ください』(23:00~24:00)で、とある寿司店での"心を閉ざした瞬間"を打ち明けた。

俳優の坂上忍

『ヨロシクご検討ください』は、坂上をはじめ、バカリズム、南海キャンディーズ・山里亮太、オードリー・若林正恭の4人が「世の中を斜めに見ている4人=心の闇4」として、さまざまな提案をする不定期放送の番組。その中で「何を言っても無駄だ…」と"日常生活の中で心を閉ざしてしまった瞬間"をそれぞれが語る新コーナーが設けられ、坂上はとある寿司店のエピソードを紹介した。

今から3カ月前、地方ロケを終えてマネージャーと立ち寄った寿司店でのこと。坂上が「すみません、2人なんですけどいいですか」と入店すると、大将は黙々と包丁を研ぎながら視線を上げることなく、「空いてる席どうぞ」。内心では「難しそうな大将だな」と思っていた坂上だが、「瓶ビールと中トロをつまみで」と注文。大将は「はいよ」と準備しはじめたが、坂上はその手元を見て絶句する。

差し出されたのは二切れの中トロ。研ぎたての包丁は拭き取ることなく使われていたため、当然口の中には鉄の味が広がり、坂上は一口食べて顔をしかめる。「この中トロ、大将も食べてみてください」と提案するも大将は「結構です」と断り、坂上は怒りをおさえて説得を試みたが、「いえ、お客様に出したものは食べられません」とかたくなだった。

これには坂上もお手上げ。さらに、瓶ビールと中トロのみの注文にも関わらず会計が5,000円というダメ押しもあり、坂上の心はポッキリと折れてしまったようだ。これには"闇"メンバーも「ひどい…」とドン引き。坂上は「びっくりしたね」と振り返りながら、「店ののれんをくぐって、目が合った時に快く思われてないというのを感じた」と残念がっていた。