東武鉄道は3月29日、スマートフォンアプリ「東武線アプリ」をリリースした。東武線の列車運行情報を視覚的にわかりやすく提供するもので、運転見合わせなどが発生した際は運行状況や振替輸送による迂回経路をマップ形式で表示する機能を持つ。

  • 「東武線アプリ」画面イメージ(画像左から「運行情報マップ」「発車時刻表示」「列車走行位置」)

iOS8.0以上もしくはAndroid4.4以上の端末で利用可能。通知を希望する東武線の路線で運転見合わせなどが発生した際には、プッシュ通知で運行情報を配信する。アプリ画面では運転見合わせ・遅延発生区間などをマップ形式で表示するほか、鉄道による振替輸送路線、発生時間・場所・理由、運転再開見込み時間などの詳細情報も掲載する。

東武線内で利用頻度の高い駅を10駅まで登録可能で、現在時刻以降に登録駅から発車する20本分の列車発車時刻を一覧で表示できる。画面上で列車を選択すると、その列車の停車駅や到着時刻も表示する。

東上線・越生線については、列車の現在走行位置の表示も可能。画面上で列車を選択することで、その列車の列車種別・行先・遅れ時分も表示できる。

経路・運賃検索機能も搭載しており、出発駅と到着駅を入力すると経路ごとの所用時間や運賃が表示される。検索範囲は東武線内のほか、東京メトロ日比谷線・半蔵門線・副都心線・有楽町線、東急田園都市線・東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線、JR線直通特急列車(時刻表データ非対応)、野岩鉄道線、会津鉄道線、東武バス(一部区間除く)。

その他、東武線各駅と東武バスの一部停留所を対象とした時刻表検索、路線図表示、遅延証明書表示、駅トイレ個室空き情報表示(東上線池袋駅のみ)などの機能を持つ。App Store・Google Playにてダウンロード可能で、利用料は無料となっている。