2018年10月発送予定「TAMASHII Lab 仮面ライダーBLACK RX リボルケイン」(19,440円/税込)

石ノ森章太郎・原作の特撮テレビドラマ『仮面ライダーBLACK RX』が今年(2018年)で放送開始30年を迎えるのを記念し、バンダイの大人向けなりきり玩具ブランド「TAMASHII Lab」の新商品として「TAMASHII Lab 仮面ライダーBLACK RX リボルケイン」の発売が決まり、3月30日16時より予約受付がスタートする。

1988~1989年に毎日放送・TBS系にて放送された『仮面ライダーBLACK RX』は、1987~1988年の『仮面ライダーBLACK』の続編である。暗黒結社ゴルゴムを壊滅させた仮面ライダーBLACK/南光太郎が、新たな脅威として現れたクライシス帝国に遭遇。クライシスの地球侵略への協力を拒否した光太郎は変身機能を破壊され、怪魔空間に放り出されるという大ピンチを迎えたが、太陽の生命エネルギーが彼の体内にあるキングストーンと融合して無限のパワーを引き出し、新たな姿・仮面ライダーBLACK RXに生まれ変わった。

前作『BLACK』では仮面ライダーの"原点"に立ち戻ってバッタをデザインモチーフとしながら、従来の仮面ライダーに見られた「布製のスーツにプロテクター、手袋、ブーツ」というスタイルを刷新し、定番だった「マフラー」もオミット。そしてヒーローのボディカラーとしては異質と言われていた「黒」を採用し、新時代のヒーロー像が志向された。一方でBLACKの戦闘スタイルは自分の肉体ひとつを武器にしての「ライダーパンチ」や「ライダーキック」などのシンプルな肉弾戦をメインとし、シンプルであるがゆえに視聴者の子どもたちに強いインパクトを与えることに成功した。

BLACKを上回る力強さが求められた『RX』では、新ヒーローを「太陽の子」と定め、クライシス帝国の猛攻でダメージを受けても、太陽の光を浴びるとすぐさま力を取り戻し、何度でも甦るというキャラクターが与えられた。最強の敵・クライシス帝国の怪魔戦士に対抗するべく、RXキック(BLACKのライダーキックよりも強力な両足蹴り)でダメージを与えた後、変身ベルト「サンライザー」から取り出す光のスティック「リボルケイン」でとどめを刺すのが、RXの必勝パターンとなっている。後にRXは、炎の王子ロボライダー(強靭な装甲を備えて敵の攻撃をはね返す)、怒りの王子バイオライダー(光り輝く液体に変化して敵の攻撃をすりぬける)への多段変身能力を身に着け、さらなるパワーアップを果たしているが、最後に怪魔戦士を倒す決め技は、ほとんどがリボルケインによるリボルクラッシュなのであった。

「TAMASHII Lab」のリボルケインは『RX』劇中のイメージそのままに、グリップ部分に備わった風車が回転発光し、スティック部分がLEDライトによって発光するほか、仮面ライダーBLACK RX/南光太郎役の倉田てつをによる数々の名セリフ(新規録音)が音声ギミックとして備わっている。また、主題歌を含めた3曲のBGMが内蔵。さらには、変身ベルト「サンライザー」のバックル部分や、RXの左手首に備わる「リストビット」を模した台座も付属する。グリップ部分とスティック部分は分離させることが可能で、サンライザーのバックルからリボルケインのグリップを取りだす際のアクションも再現できる。まさに痒いところにきちんと手の届く商品で、『RX』ファンにはたまらないアイテムだといえるだろう。

「TAMASHII Lab 仮面ライダーBLACK RX リボルケイン」は3月30日16時より予約受付スタート。商品は2018年10月発送予定で、価格は19,440円(税込)。

(C)石森プロ・東映