女優の中村アンがこのほど、都内で読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『ラブリラン』(4月5日スタート、毎週木曜23:59~ ※全10回)の取材に応じ、内気だったという意外な過去を明かした。

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(左から)大谷亮平、中村アン、古川雄輝=読売テレビ提供

このドラマは、女性漫画誌『Kiss』に連載された天沢アキ氏の同名漫画が原作。中村演じる30歳になっても処女の南さやかが、15年思い続けているワイルド甘々男子・鷺沢亮介(大谷亮平)と、記憶喪失中に同棲していたドSツンデレ男子・町田翔平(古川雄輝)との間で揺れ動く恋心を描いていく。

男性に恐怖心を持つ役柄だが、中村は「私は女子中、女子高、女子大で、15~16歳の頃に男性とかかわって『うわっ』って思ったときがあったので、その時の記憶を蘇らせながら感情を引き出しています」と、過去の経験を役づくりに生かしているそう。以前の自身は「思っていたことを言えなかった。恋愛に対しても男の人にこうしたら嫌われるんじゃないかとか、言わなければ、このまま良い関係でいられるから一歩踏み出せなかった」と、臆病な時期があったという。

しかし、高校・大学でのチアリーディングの経験で「少しずつ自分の性格が変わっていったと思います」という中村。「変わりたいという気持ちはすごく似ているのかなと思います」と、役に共感できるようだ。

一方で、「このお仕事に対するプロ意識的なものに目覚めるのが少し遅かったような気がします。自分の管理、肌をきれいに保つとか、体型を整えるとか、このくらいで良いかって可もなく不可もない状態だった時もあった」と告白。現在30歳だが、自分に余裕が持てるようになった27歳くらいで、意識の変化があったことを明かした。

また、ドラマの見どころについて、中村は「この春にピッタリなドラマで、何かを変えたい、変わりたい、一歩踏み出したいという人たちに見てほしいです。恋愛でも仕事でも、やっぱり年齢は関係なく、前に進む皆さんに何か伝わったら良いなと思います」とアピールした。