エアバスはパリ時間の3月26日、ベトナムのFLCグループが新規航空会社のバンブー・エアウェイズ向けに最大24機のA321neoを発注する覚書(MOU)を締結したことを発表した。バンブー・エアウェイズは、今回の覚書で導入する航空機の受領前に、リース機によって2019年に商業運航を開始する予定となっている。

  • バンブー・エアウェイズはA321neo導入前に、リース機によって2019年に商業運航を開始する予定

    バンブー・エアウェイズはA321neo導入前に、リース機によって2019年に商業運航を開始する予定

同社は国外とベトナムのレジャー目的地を結ぶ路線と特定の国内路線を中心にサービス展開を予定している。FLCグループはベトナム最大の複合企業の一社で、不動産開発やホテル建設と経営、金融サービス、鉱業など幅広いビジネスを手がけている。バンブー・エアウェイズは、特にFLCグループが観光インフラに重点的投資をしている目的地への路線でサービスを展開する。

A321はA320ファミリー最大のメンバーで、最大240座席を装備している。最新のエンジンや高性能な空力特性を備え、客室にも革新をもたらせたA321neoは、2020年までに1座席あたり最大で 20%の燃費削減を実現する。航続距離は単通路型機で最長の4,000海里(7,400km)を飛行する。