ヤマハ発動機は15日、レトロポップなスタイルの原付一種スクーター「ビーノ」をモデルチェンジし、5月25日より発売すると発表した。本田技研工業(ホンダ)が製造し、アイドリングストップやコンビブレーキなどの機能を搭載する。

  • ビーノ」

新型「ビーノ」は、従来のレトロなデザインを受け継ぎ、バーハンドルや多数のメッキパーツを採用した。楕円をモチーフとしたフォルムや細部まで拘った塗装など、従来モデルより大人向けの落ち着いた仕上がりとなっている。

機能面では、信号待ちなどの停車時の燃料消費や騒音、排出ガス低減に貢献するアイドリングストップ・システムを搭載。まや、後輪ブレーキレバーを握ると前輪にもほどよく制動力を配分するコンビブレーキも採用した。さらに、容量約20Lのシート下トランク、フロントインナーボックス、グローブボックス、計機能付スピードメーター、充電に便利なアクセサリーソケットなど、利便性の高い装備も多数採用している。

エンジンは燃費・環境性能に優れながら、最高出力4.5PSを発揮する水冷4ストローク49ccフューエルインジェクションエンジン。ヤマハとホンダは2016年に、日本国内の原付一種での協業を発表しており、新型「ビーノ」はホンダが製造する。価格は19万9,800円(税込)。