本田技研工業とスクーデリア・トロロッソが結成したレッドブル・トロロッソ・ホンダは26日、参戦初年度となる2018 FIAフォーミュラ・ワン世界選手権(F1)の開幕に先立ち、ホンダの新型パワーユニット「Honda RA618H」を搭載した新型マシン「STR13」を公開した。

  • 「STR13」

レッドブル・トロロッソ・ホンダは、スペイン・バルセロナで8日間にわたり行われるテストで実戦に向けた調整を行い、3月25日にメルボルンで決勝を迎えるオーストラリアGPに臨む。

チーム代表のフランツ・トスト氏は、「これまでエンジン独占供給を受けた経験がないトロロッソが歴史のあるホンダとパートナーになり、これからともに進んでいくことにわくわくしています。我々がハードワークを重ねて開発した『STR13』がサーキットを駆ける姿を目の当たりにすることが待ちきれません」(一部抜粋)とコメント。

本田技研工業ブランド・コミュニケーション本部長の森山克英氏は、「昨年9月のパートナーシップ発表から、非常にタイトな時間の中で準備を進めてきましたが、この日を迎えることができました。ここまで一緒に開発に取り組んできたトロロッソとホンダのエンジニア、メカニックの皆さんに感謝の言葉を送りたいと思います。今日から始まるテストで新生レッドブル・トロロッソ・ホンダのマシンを熟成させメルボルンに向かいます」(一部抜粋)と述べている。