俳優の坂上忍が、フジテレビ系『FNN3・11報道特番 その避難は正解か!?』(3月11日13:00~15:10)で、東日本大震災の被災地に足を運んだ。

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    坂上忍=フジテレビ提供

番組では、東日本大震災で東北を襲った津波で生死を分けた避難のあり方を、当時の映像と住民への取材から検証。さらに、関東大震災、南海トラフ地震、北海道沖巨大地震など、今後発生するといわれている大地震に備えて、東京、名古屋、大阪、北海道など全国の住民の認識や現状も取材し、避難対応を検証していく。

そして、福島県産の野菜を7年たった今も避ける人たちがいるなど、今なお続く"福島差別"ともいわれる現象の実態も取材。毎年自ら被災地に足を運び、被災者の本音を聞き出して、それを発信し続けている坂上が今年も出演する。

坂上は「あの日から7年が経ち、あらためて被災者の方々にお話を伺ってきました。そこには7年経った今だから語れる、未来への想いと、消えることのない痛みがありました」とコメント。

フジテレビ報道局の安永英樹プロデューサーは「行政の指示、学校や職場のマニュアル通りに避難しても犠牲になったケースが多くありました。それはなぜだったのか? 今、私たちに指定されているその"避難所"は本当に正解なのか? 今この瞬間に地震が起きたらどこに逃げるのか、ということをあらためて考える番組にしたいと思っています」と話している。

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(C)フジテレビ