25日に開催される『東京マラソン2018』(フジテレビ系で中継、「エリートの部」9:00~11:50/「だから、走る。みんなの情熱42.195km。」12:00~13:00 ※関東ローカル)で、番組が密着するタレントのハリー杉山が、フルマラソンに初挑戦。難病を患う父への思いを打ち明けた。

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    ハリー杉山(左)と父のヘンリー・S・ストークス氏=フジテレビ提供

毎年35,000人を超えるランナーが出場する同大会。もともと走ることが好きだというハリーは、「1964年にジャーナリストの父(ヘンリー・S・ストークス氏)が来日し、東京五輪を世界に伝えた記事を見てきました。私にとって父は憧れでもあり、絶対的な存在ですから、2020年の東京五輪は最前線で伝えてみたいという目標があります。でも伝える以上は説得力が必要で、アスリートになれなくても、アスリートが日々どういうことを考えているのか肌で感じたかった。その真骨頂がフルマラソンだったんです」と、初フルマラソンに挑む理由をを語る。

その父親は、4年ほど前に難病を発症して、去年から介護施設に。「筋肉が固まらないように、ランニングを通して学んだマッサージを彼にしてみたり、サポートして歩かせたり、スケジュールが許す限り会いに行っています」といい、今回の挑戦で、「今難病と闘っている父に元気、勇気を与えたい、そして何より自分の息子を誇ってほしいと思っています」という熱い思いを明かした。

だが、ハリーは、足にケガを負い、それがまだ完治していない。「腸脛靱帯炎(※いわゆるランナー膝)になってしまい、大事な1月に3週間走れなかったんです。猛烈に腫れて、立てないくらいになっていました。でも、本番に向けて休まなくてはいけないのに、まだ行ける!って練習を重ねてしまい色々な体のパーツが悲鳴をあげました」と満身創痍だ。

目標は、「3時間半を切る」と掲げたが、「走るトレーニングは、前日に軽くジョギングする程度しかできないと思います。本番一発勝負です!」という状況。それでも、「日頃私を育ててくれている『ノンストップ!』のチーム、特にMCの設楽統さんや3月で番組を卒業する山崎(夕貴)アナにも恩返ししたいという思いもあります!」と、自らを奮い立たせている。

番組では他にもエントリーしている、幼少期に児童養護施設で育ったという過去を持つ、元世界ライト級1位のプロボクサー・坂本博之さん。東京五輪新種目となったスポーツクライミングのパイオニア、日本人女性初のプロクライマーである尾川とも子さんの模様も伝える。

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(C)フジテレビ