タレントの岡田結実が、今春放送のテレビ朝日系ドラマ『静おばあちゃんにおまかせ』(全2話)で、初ドラマにして初主演を務めることが8日、明らかになった。

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岡田結実=テレビ朝日提供

ミステリー作家・中山七里氏の同名小説を初映像化する今作は、正義感120%ながらまだまだ半人前の法学生・高遠寺円(岡田)と捜査一課の刑事・葛城公彦(要潤)がバディを組み、元裁判官である円の祖母・静(草笛光子)の援護を受けながら、事件の謎を解いていくというストーリー。

円は、疑問を抱いたらどんな相手にも忖度なしで突き進んでいく"猪突猛進ガール"という役どころ。演じる岡田は、映画『傷だらけの悪魔』(17年)に出演したことはあるものの、ドラマは初挑戦で、現在17歳の岡田が、実年齢より少し上の19歳の女子大生役として登場する。

岡田はオファーを受けて、「『これは夢?』と驚きました。ドラマは初めてなのに主演でいいのかなと…」と、驚きと不安があったことを告白。それでも、「小さい頃から俳優に憧れていた兄(俳優・岡田隆之介)の姿を見てカッコいいなと思っていたので、私もいつか女優として映画やドラマに出演できたらという夢を抱いていました。今回、夢に一歩近づくことができ、うれしかったですね!」と喜びを語る。

また、「暇があれば台本を開いてお兄ちゃんに読み合わせをしてもらいました。1人で考えているとセリフの言い方も凝り固まってしまうけれど、誰かと読み合わせするとこんなにも変わるものなのだということを、お兄ちゃんやお母さんに教えてもらいましたね」と家族のサポートもあったそう。「お兄ちゃんにダメ出しされすぎて、自信がグニャグニャに曲がってしまいました(笑)」と壁にぶつかりながらも、「今から生涯、忘れられない作品になるだろうなという確信があります。誰よりも楽しんで、誰よりもこのドラマに浸りたい!」と意気込んだ。

ドラマは1話完結形式で、第1話は、神奈川県警の警察官が射殺され、葛城の元上司でもある刑事が容疑者として浮上した難事件に挑み、第2話は、ド派手ファッションの資産家女性が殺害された事件の謎をひも解いていく。

他にも、円の大学の先輩・篠田あやみやくで内藤理沙が出演。第1話のゲストに、柳沢慎吾、五代高之、温水洋一、田中健、第2話のゲストに、大後寿々花、茅島成美、高杉亘、鳥居みゆき、なべやかん、栗山航が出演する。

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    中山七里著『静おばあちゃんにおまかせ』(文春文庫 刊)