女優の安達祐実が、フジテレビ系月9ドラマ『海月姫』(毎週月曜21:00~)で、最強オタク女子・ノムさん役を演じることが5日、明らかになった。2月12日に放送される第5話に登場する。

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    安達祐実(左)と原作の"ノムさん"

主演の芳根京子演じる筋金入りの"クラゲオタク女子"・倉下月海が、大物政治家を父に持つ兄弟と三角関係になって恋を知り、新しい生き方を見つけていく姿を描く同作。安達が演じるのは、芳根ら扮するオタク女子「尼~ず」を救うブライス人形オタク役だ。

ブライス人形とは、アメリカ生まれのファッションドールで、人形用のドレス職人でもあるノムさんは、いつもメルヘンチックな装いにカールされたヘアスタイルと、まさに人形の世界から飛び出したかのような姿。しかし、そんな外見からは想像できないような毒舌と、語尾に「でしゅ~」をつける独特な話し方で、当初は尼~ずメンバーを混乱させるが、最強"助っ人オタク女子"として物語のキーパーソンとなっていく。

自身もブライス人形が好きだそうで、「6体ほど持っているんです。ノムさんの気持ちが分かるというか、共通点があってうれしい!と思いました」という安達。役づくりは「監督から『目を見開いて話す感じで、あまりまばたきをしないで』と言われたので、じゃあそんな感じで!って楽しんでやっています(笑)」というが、独特な語尾については「『でしゅ~』がつくことでこんなに言いにくくなるんだ!って。覚えづらいし、すごく滑舌が難しくなるんです。何回練習しても、うまく言えなくて…『でしゅ~』は"くせもの"だということが分かりました」と苦戦しているそうだ。

『海月姫』は、アニメ化、映画化もされたが、ノムさんはそれらには登場しておらず、今回が初の映像化。フジテレビ編成部の渡辺恒也氏は「子供のような見た目に反して、毒舌と謎の口癖がさく裂するこれまた強烈なキャラクターですが、安達さんならノムさんの中にあるプライドや冒険心を巧みに形にしてくれると思います!」と期待を寄せている。

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