JR北海道は29日、「流氷物語号」運転期間中に行うおもてなしイベントなどの内容を発表した。運行初日の2月3日に出発式を開催し、車内でのもてなしも予定している。

  • 昨年度の「流氷物語号」出発式の様子(JR北海道提供)

2月3日の出発式は、「流氷物語1号」の出発に合わせて9時20分頃から網走駅で開催。沿線自治体関係者らが列席し、主催者・関係者挨拶に続き、網走市観光大使「流氷パタラ」から乗務員へ花束贈呈、網走市キャラクター「ニポネ」による出発合図を行う。

浜小清水駅でも「流氷物語2号」の到着・発車に合わせた出迎えと見送りを11時47分頃から約20分間実施。横断幕の掲出や小清水町キャラクター「でん坊」の登場で乗客を歓迎するほか、駅直結の道の駅「はなやか小清水」では、コーンスープの無料配布や特産品・関連グッズの販売を行う。

「オホーツク流氷の日」(2月第3日曜日)にあたる2月18日には、「流氷物語2・3号」の到着・出発に合わせてご当地キャラクターによる出迎え・見送りやリーフレット配布などを実施。運転最終日の3月4日も「流氷物語3号」の発車に合わせてご当地キャラクターや横断幕・のぼりの掲出による見送りを行う。運転期間中はその他、網走市観光ボランティアが車窓案内や車内販売を行い、乗客をもてなす。