1月でNHKを退職した登坂淳一アナウンサーが、4月2日からスタートするフジテレビ系平日夕方の新報道番組(毎週月~金曜16:50~19:00)の出演を取りやめることが26日、明らかになった。

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登坂淳一アナ(中央)

NHKでお昼のニュースなどの顔として親しまれ、"麿"の愛称でも有名な登坂アナは、4月から報道番組ブランドを『プライムニュース』に一新するフジの夕方報道番組のメーンキャスターに就任することが決定。「2018年。私は"1"から"8"に転身し、新しく挑戦しながら元気の出る放送を温かくお届けしていきます!」と、NHK→フジのチャンネル番号にかけて意気込みを語りながら、「忙しい夕方の時間、春から、一緒に過ごしてみませんか?」と呼びかけていた。

しかし、25日発売の『週刊文春』でセクハラ疑惑が報じられたことを受け、本人からの「大事な新番組を傷つけることは本意ではなく、出演を自粛したい」との申し出により、出演の取りやめが決定。新番組では、フジの反町理報道局解説委員長とともにメーンキャスターを務める予定だったが、登坂アナの後任は未定だという。

フジでは、16年4月にスタートした『ユアタイム』(17年9月終了)のMCを担当する予定だった経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏も、『週刊文春』が学歴詐称疑惑を報じたことを受けて放送開始前に出演を取りやめており、新ニュース番組のメインが"文春砲"に2度も撃たれる事態となった。