アイドルグループ・TOKIOが29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第68回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15〜23:45)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。

  • 第68回紅白歌合戦

24回目の出場となるTOKIOだが、松岡昌宏は「出場の一報をいただけると本当に嬉しい。マネージャーも目の色が変わりますし」と喜びを表す。長瀬智也は「年々重みも変わってきますから」と同意し、メンバーは城島茂のベテラン感に注目。国分太一は城島のスーツに垂らしたマフラーを掴み「僕らが一番最初の時の鳥羽一郎さんですよ」と大御所感に苦笑した。

リーゼントで決めてきた城島に、長瀬は「髪のエアーの入り方も違いますからね。一つの伝統なんで。日本のトラディショナルとして残って欲しいと思います」と希望を語った。2018年で長瀬が40歳になると、全員が40代となる同グループ。松岡は「2年後には50代が……」と、2020年に城島が50歳になることに触れ「前回のオリンピック(1964年)は見てるんだっけ?」と聞くと、城島は「見てない」と苦笑していた。

また、長瀬は2017年のTOKIOを漢字で表すと、「雲」だと回答。「『クモ』という曲も出して。空に浮かぶ雲なんですけど、僕らものらりくらりと雲のようにやってきて、24回目」とこれまでの紅白を振り返る。自身で作詞作曲を手掛けただけに「曲にもそういう思いをこめていた」と明かすと、山口も「僕らの音楽プロデューサーは長瀬なんで」と頷いていた。

今年のテーマは、昨年に続き「夢を歌おう」。総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良と桑子真帆アナウンサー、紅組司会は有村架純、白組司会は嵐の二宮和也が務める。通算成績は紅組31勝、白組36勝。昨年は紅組が2年連続で勝利した。