早期からの乳歯ケア~専門家にも早くから診てもらうべき理由って?

保育園での歯磨き指導を見せていただきました

ピジョンランド上石神井保育園では、年長児クラスの16人の子どもたちが歯磨き指導を受けていました。まず、歯垢の染め出しを行います。歯に付着した赤くなったところを鏡で見ながら、歯磨きチェックカードの歯に赤鉛筆で同じように塗っていきます。歯と歯茎の境目や、歯の表面が赤く染まっている子もいました。

色を塗って歯磨きが足りていない場所がわかった後は、小林さんの指導のもと、歯ブラシできれいに磨いていきます。赤く染まった部分は、磨き残しをしやすい場所なので、これからも丁寧に磨いてもらうよう指導します。

歯科衛生士、小林さんにお聞きしました!

ーー練馬区における早期からの乳歯ケアの取り組みについて教えてください。

法的に定められている1才6ヵ月での健診を前に、練馬区では1才児子育て相談という取り組みがあり、ここで歯科相談を実施しています。また、次の法的に定められた歯科健診は3才児健診ですが、1才6ヵ月から3才までの1年半で虫歯になる子も多いので、2才、2才6ヵ月と、半年ごとに保健相談所での歯科健診を実施しています。練馬区の歯科健診では、歯科医師、歯科衛生士だけでなく、栄養士や保健師など、さまざまな職種の専門家が保護者の方々をフォローしています。