東武鉄道はこのほど、年末年始の列車の運行について発表した。大みそかから元日にかけて終夜運転や終列車の繰下げ・始発列車の繰上げ運転などを実施。12月23日から1月5日まで特急列車の増発も行う。

  • 臨時特急「リバティけごん3・22号」は浅草~東武日光間で12月29日と1月5日に運転

年末年始の特急列車の増発は、館林・足利市・太田方面の特急「りょうもう」と東武日光・鬼怒川温泉方面の特急「けごん」「リバティけごん」「きりふり」で実施。「りょうもう」は12月28~31日と1月2~4日に浅草~太田間の列車を2往復増発。「リバティけごん」は12月29日と1月5日、「けごん」「きりふり」は12月23~24・29~31日と1月2~3日、いずれも浅草~東武日光間で1往復増発する。

12月30日から1月3日までは土休日ダイヤで運転。大みそかから元日にかけては、東武スカイツリーライン浅草~竹ノ塚間と大師線西新井~大師前間で終夜運転を行う。浅草~竹ノ塚間は約35~60分間隔、大師線は約10~45分間隔で普通列車を運転する。東武スカイツリーラインから東京メトロ日比谷線・半蔵門線への直通運転は行わない。

  • 東武スカイツリーラインの大みそか終夜運転は浅草~竹ノ塚間で実施。普通のみ運転される

東上線では終夜運転を実施せず、大みそかの終列車の繰下げと元日の始発列車の繰上げで対応。元日早朝は森林公園駅から元町・中華街駅へ乗換えなしで行ける相互直通臨時列車「みなと横浜 初日の出号」も運転される。東武スカイツリーラインでは北春日部駅から浅草方面へ大みそかの終列車繰下げと元日の始発列車繰上げを実施する。

大師線では西新井大師への初詣客の便宜を図り、1月1~3日の日中時間帯は通常10分の運転間隔を約8~10分間隔とする臨時ダイヤで運転。大みそか終夜運転から1月3日16時頃まで、大師線の全列車にヘッドマークを掲出する。