JR四国は1月1～8日、徳島線学駅にて「合格祈願きっぷ」の臨時発売を行う。学駅の入場券5枚とお守り袋をセットにしたもので、徳島駅のみどりの窓口やJR四国の主要な駅などで通年販売しているが、学駅での販売はこの時期のみだという。

  • 「合格祈願きっぷ」を徳島線学駅で臨時発売

学駅がある場所にはかつて了慶寺という寺があり、そこにいた徳の高い僧の教えを請うため、各地から大勢の人々が訪れたとのこと。学問にゆかりの深い土地柄に加え、学駅の入場券は入場券を表す「入」の字と発行駅の「学」の字が右端に縦に並ぶことで「入学」と読むことができ、さらに5枚並べると「5入学(ごにゅうがく)」となることから、受験に縁起が良いきっぷとされる。

「合格祈願きっぷ」は、この入場券5枚と入場券を入れるためのお守り袋をセットにしたもので、1セット800円。お守り袋の色は紫色・赤・水色・桃色の4種類から選べる。

なお、正月期間中に学駅または徳島駅で「合格祈願きっぷ」を購入すると、徳島運転所所属のディーゼルカーで実際に使用している空転防止用の砂「すべらない砂」がもらえる。配布期間は、学駅が臨時発売期間と同じ1月1～8日、徳島駅は1月1～31日。約3,800個限定のため、砂がなくなり次第終了となる。学駅では受験生応援の気持ちを込めて、12月下旬から巨大絵馬の設置や桜の飾りつけも実施する。