テレビ東京系ドラマシリーズ『三匹のおっさん』最新作、『三匹のおっさんスペシャル』(2018年1月2日21:00~)の追加出演者が29日、明らかになった。
同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化し、パート3まで放送された。かつて悪ガキだった清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。スペシャルでは、重雄が商店街の福引で「日光の旅」を当て日光江戸村を訪れた3人が、映画ロケをするスター女優のバッグを盗もうとした犯人を捕まえたことから、町の映画館「ひかり座」の存続をめぐる騒動に巻き込まれていく。
この女優・花沢ゆかりを檀れいが演じ、長年音信不通となっていた「ひかり座」館主の長男・吉田光一役として西村和彦、地上げ屋のボス・黒木嘉津司役として木下ほうか、そして「ひかり座」館主・吉田善光役として伊東四朗がゲスト出演することとなった。
「とても緊張して、ずっとドキドキしていた」という檀は、「女優・花沢ゆかりとしてのシーンと、劇中劇でゆかりが演じる女優・麗子のシーンがあったので、それぞれ表現できるよう丁寧に作っていきました」と語る。また、シリーズのファンで「1話も欠かさず見ている」という伊東は、「私が出演することで、おっさんがまた一人増えましたので、よろしく(笑)。トリオじゃなくて、カルテットになりました!」と新たな"おっさん"として名乗りを上げた。
伊東の息子役の西村は「伊東四朗さんが父親役というのも個人的には感慨深いですね」と語り、「大先輩がこれだけ頑張っているので、『まだまだ頑張らなきゃ!』と感じています」と決意を新たに。木下は、初共演となった北大路について「実際にお会いしてみると、上品でお優しい方でした」と印象を明かし、「わずかですが、殺陣も交えさせていただき、大変光栄でした!」と感謝した。