小田急電鉄は28日、大みそかから元旦にかけて、初詣・初日の出などに便利な終夜運転を小田急線全線で実施すると発表した。全席指定制の臨時特急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス号」「メトロニューイヤー号」も計14本運転される。

  • 2017年の干支「酉(とり)」のヘッドマークを掲げた小田急ロマンスカー・VSE(50000形)

新宿駅発着の「ニューイヤーエクスプレス号」は上り2本・下り11本設定された。上り「ニューイヤーエクスプレス2号」は12月31日22~23時台に本厚木発新宿行で運転され、明治神宮への参拝に便利な参宮橋駅にも停車する。

下り11本のうち9本は新宿発片瀬江ノ島行で、1月1日1~5時にかけて30分間隔で新宿駅を発車する。残り2本は新宿発小田原行で、「ニューイヤーエクスプレス11号」は新宿駅3時15分発、「ニューイヤーエクスプレス17号」は新宿駅4時15分発。いずれも大山阿夫利神社への最寄り駅、伊勢原駅にも停車する。上り「ニューイヤーエクスプレス4号」は1月1日の朝7~8時台に片瀬江ノ島発新宿行で運転される。

東京メトロ千代田線・小田急線直通の「メトロニューイヤー号」は1本のみ、北千住駅4時14分発・片瀬江ノ島駅5時51分着で運転。なお、臨時特急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス号」「メトロニューイヤー号」の使用車両のうち、VSE(50000形)・MSE(60000形)の一部に2018年の干支「戌(いぬ)」のヘッドマークを掲出するとのこと。

  • 2018年の干支「戌(いぬ)」のヘッドマーク(イメージ)

  • 臨時特急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス号」「メトロニューイヤー号」の運転時刻

大みそかから元旦にかけて、全線で各駅停車も運転される。小田原線新宿~相模大野間は約15分間隔、多摩線新百合ヶ丘~唐木田間と小田原線相模大野~伊勢原間は約30分間隔、小田原線伊勢原~小田原間は約60分間隔での運転となる。江ノ島線相模大野~片瀬江ノ島間は約30分間隔、深夜3時以降は約15分間隔で各駅停車を運転する。