「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で8万150通の中からグランプリに輝いた井本彩花(14)が、12月7日放送のテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(毎週木曜21:00~21:54)の第9話に出演することが18日、発表された。

井本彩花は米倉涼子(右)と初共演

芸能界入りからわずか3カ月でドラマデビューを果たす井本。演じるのはプリマを夢見る13歳のバレエ少女・九重遥で、バレエの選考会を目前に2回の手術と半年の治療期間が必要な舟状骨骨折が判明。そんな遥を絶望から救うべく、フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は1回の手術で選考会までに完治する術式を提案する。

事務所の大先輩でもある米倉涼子(42)と初共演する井本は、「出演が決まったときは、本当にビックリしちゃって!」と人気シリーズ抜てきの驚きを伝え、「私にできるかなって、不安でいっぱいでした。レッスンには通っているんですけど、本格的にお芝居するのは今回が初めて。緊張はするけど、自然な演技がしたいなって思いました。家族に練習している姿を見られるのは恥ずかしかったので(笑)、『練習中は見ないで』とお願いして、自分の部屋で何回もセリフを練習しました」とエピソードを語る。

撮影で心がけていることは「あくびはいたしません!」。どこでも寝られるタイプなので、病院のベッドで横たわるシーンは苦労したという。

ドラマは以前から観ていたらしく、「撮影現場ではワクワクして、セットをじっくりと見渡しちゃいました(笑)」と無邪気な一面も。米倉については、「現場の空気はとっても和やか! 米倉さんもすごくカッコよくて、優しい方です!」と人柄に魅了された様子で、「撮影合間もバレエの話を一緒にしてくださったり、『身長は何センチなの?』とか、いろいろ話しかけてくださって……。本当にうれしかったです!」と感謝の気持ちを述べた。

見どころの1つは、井本自身が小学校1年生から続けていたクラシックバレエを披露するシーン。「今回は劇中でも大好きなバレエを踊らせていただけるので、すごくうれしいです! バレエ・シーンの自己評価は80点! 本番でちょっと足に力が入りすぎちゃったのが残念だったけど、全体的にはうまく踊れてよかったなって思います」と冷静に自己分析し、「たくさんの皆さんにぜひ注目していただきたいです」と呼びかけている。

一方の米倉は、「私がドラマに初出演したときは、たった一言のセリフだったのに、ものすごく緊張してしまって……。最低でも10回はNGを出しちゃったんですよ。でも、彩花ちゃんは堂々とセリフを喋ってお芝居をしていて……! まだ中学生なのに、すごくシッカリしていて根性があるし、スゴいなって思いました」と井本を絶賛。「『ドクターX』には錚々たる大先輩方が出演されていますが、そんな方々と初ドラマで共演できるなんて、超ラッキー! 日本で一番ラッキーな女の子なんじゃないかな。この環境に感謝しながら、自分に出せる力を思いっきり発揮してもらいたいです」とエールを送っている。